ご挨拶

「第21回 Kobe Love Port・みなとまつり」知事挨拶
神戸の夏を彩る「第21回 Kobe Love Port・みなとまつり」の開催を心からお喜びします。開催にご尽力いただいた神戸青年会議所をはじめ、関係の皆様に心から感謝いたします。

コロナ禍で社会経済活動が大きな制約を受けるなか、創意工夫により逆境を乗り越えようとする新たな挑戦も生まれつつあります。感染対策を徹底しながら、地域ににぎわいを取り戻していかなければなりません。
このみなとまつりも、一昨年は中止を余儀なくされましたが、昨年は、安全に配慮して入場制限を行い、ライブ配信も実施するなど、ウィズコロナの新しいまつりの形を示されました。

今回のテーマは「映像と音でつながる未来」。市民参加のステージはもちろん、最新技術を駆使したインタラクティブアート、プロスポーツ選手のパフォーマンスを間近で観られるステージや、プロアーティストと作りあげるライブペイントなど、盛りだくさんです。遠隔から参加できるコンテンツもありますので、どうか皆さんの思い思いの方法で、まつりを盛り上げてください。

兵庫県では、来夏の「デスティネーションキャンペーン」に向けたプレキャンペーンを実施しています。テーマは「兵庫テロワール旅」。地域に息づくさまざま土地の個性(テロワール)を味わい、体験してもらえる魅力的なコンテンツを多数用意しました。兵庫五国の多彩な観光資源を活かして、新たな交流を生み出してまいります。

兵庫・神戸の発展を支えてきた「海と港」には、地域活性化のさらなるポテンシャルが期待されています。この「みなとまつり」が、伝統と技術が融合した新しいスタイルのまつりとして定着し、みなとまち神戸にいきいきと活気があふれることを願っています。

兵庫県知事 齋藤 元彦

「第21回 Kobe Love Port・みなとまつり」市長挨拶
第21回「Kobe Love Port・みなとまつり」のご開催を、心よりお慶び申し上げます。
 「Kobe Love Port・みなとまつり」は、みなと神戸の夏を代表するイベントとして、今年で21回目を迎えます。昨年は、コロナ禍という未曽有の困難の中で、光のイベントやウェブ中継を行うなど、時代に即した新たな「みなとまつり」として生まれ変わりました。今年も引き続き開催する運びとなりましたことを、とても嬉しく思います。開催のためにご尽力いただいている神戸青年会議所の皆様をはじめ、ご支援・ご協力をいただいている市民や地元企業の皆様に対し、深く感謝申し上げます。

今回は、リアルとバーチャルを融合した設えが企画されているということで、更なる進化を遂げた「みなとまつり」が二日間にわたって繰り広げられ、多くの方々に楽しんでいただけることと存じます。

さて、神戸港のウォーターフロントエリアについても、更なる進化を遂げています。新港第1突堤基部では、昨年10月に劇場型アクアリウム「átoa(アトア)」を核とする「神戸ポートミュージアム」がオープンしたことで新たな賑わいが生まれており、新港第2突堤でも大規模多目的アリーナの計画が進んでいます。今年1月からは、改修工事中の「神戸ポートタワー」の工事足場を活用したプロジェクションマッピングを第一弾イベントとして、神戸の街とアートを掛け合わせた「神戸ウォーターフロントアートプロジェクト」が始動しています。
これに加えまして、令和4年度のイベントとして、令和3年度は延期となった分散型花火イベント「みなとHANABI」や、イルミネーションの開催による夜間景観の形成など、ウォーターフロントエリアの賑わいを創出する取り組みを続けてまいります。

最後になりましたが、第21回「Kobe Love Port・みなとまつり」が、テーマである「映像と音楽」を通して、海に感謝を捧げるとともに、神戸のさらなる魅力を発信するイベントとなりますこと、そして「みなとまつり」が今後も末永く市民の皆様に愛され続けることを心より祈念いたします。

神戸市長 久元 喜造

「第21回 Kobe Love Port・みなとまつり」実行委員長挨拶
 神戸のまちは、六甲山と瀬戸内海に囲まれた豊かな自然と古くから国際交流の玄関口である神戸港とともに発展を遂げてきました。
そして、発展の礎となった「海」と「港」に感謝を捧げ、市⺠の交流の場を創出し、さらなるまちの発展を願い始まった「Kobe Love Port・みなとまつり」は本年21回⽬を迎えます。

 昨年の第20回「Kobe Love Port・みなとまつり」は、コロナ禍での開催となりましたが、新たにライブ配信をおこない、来場者2万5千⼈、ライブ配信視聴者1万5千⼈と多くの⽅にご参加いただきました。
開催にあたり、ご⽀援ご協⼒いただきました多くの方々・企業・団体・の皆さまに厚く御礼申し上げます。

 海と港に感謝するという原点を忘れることなく、地域に密着してカウンターパートと連携し、神戸市民の交流や、学生や団体の発表の場とするステージ企画、未来のコミュニケーションを切り開く技術を取り入れたコンテンツをご用意しております。

 「Kobe Love Port・みなとまつり」が神⼾のまちと⼈のすばらしさを体現し、明るい未来を夢描いていただける機会となりますよう尽力してまいります。
皆さまには、開催趣意をご理解いただきましてご賛同いただきたく存じます。

また、日頃よりご⽀援をいただいております皆さまには、引き続きのご⽀援とご協⼒を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人神戸青年会議所
第64代理事長 小西 毅